みらいが行く! #07

福祉×テクノロジー=無限大!
「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展」

2018.11.07

こんにちは、渋谷みらいです。
11月7日、すいようび、てんきは晴れ。
今日はおじいちゃんといっしょに「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展」に行ってきました。
みんなは「超福祉展」ってよんでましたけど、今年で5年めの人気イベントみたいで人がいっぱい来てましたよ。
さいせんたんのモビリティとか、福祉のガジェットやアプリなんかも展示されていて、テクノロジー好きなぼくはワクワクしっぱなしでした!
こんかいは、メイン会場になった渋谷ヒカリエ8階の「8/ COURT・CUBE」でのオープニングセレモニーや、アイデアまんさいな展示のレポートを中心におとどけします!

超福祉展とは?

正式名称は「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展」。障害者をはじめとするマイノリティや福祉そのものに対する「心のバリア」を取り除こうと、2014年より毎年11月の一週間、渋谷ヒカリエを中心に開催を続けている展示会です。思わず「カッコイイ」「カワイイ」と使ってみたくなるデザイン、大きなイノベーションを期待させてくれる「ヤバイ」テクノロジーを備えたプロダクトの展示・体験に加え、従来の福祉の枠に収まらない魅力的なプレゼンターたちが登場するシンポジウム、多彩なワークショップなど、さまざまな企画を展開しています。

「超福祉展」は、アイデア&テクノロジーの見本市!?

車いすダンサーのキレッキレなパフォーマンスも!
福祉の未来をかんがえるオープニングセレモニー

しょにちの目玉は「超福祉展オープニングセレモニー」です。
第1部と第2部にわかれていたんですが、しんぶん記者さんとか、テレビ局のカメラマンさんもたくさん来ていましたよ。
プロの仕事を見るきかいってあんまりないから、カメラべんきょう中のぼくはついついそっちも気になっちゃいました。

第1部では、「超福祉展」をしゅさいするピープルデザイン研究所の須藤シンジさんが、「Weltz-EV」っていう電動チェアに乗ってとうじょう。
座ったままアクティブに動き回れるモビリティで、しょうがい者の人のオフィスワークにすごく便利なんだって。
「働き方改革」ってやつですね!
須藤さんのしょうかいでステージにあがった長谷部区長さんは、「渋谷区の基本構想である『ちがいを ちからに 変える街』を
実現していくためにも、福祉の概念を変えていくことは重要だと思います」ってコメントしていました。

セレモニーでは、ほかにも文部科学副大臣の浮島智子さんや、エイベックスの中前省吾さんらが「福祉」の未来についての
きちょうなお話をしてくれました。中でも、車いすダンサーのかんばらけんたさんのパフォーマンスには、ぼくもおじいちゃんもくぎづけです。
かんばらさんは「二分脊椎症」っていう障がいを持って生まれたそうなんですが、
上半身をフルに使って車いすをあやつるダンスは、「重力なんて関係ねぇ!」ってかんじで超キレッキレ。
きたえられた筋肉もカッコよかったな〜。

さいせんたんのテクノロジーを使った展示に大こーふん!

ボディシェアリングを目的としたロボット「Body Sharing Robot NIN_NIN」や、義手と楽器をがったいさせた「Musiarm」、
盲人マラソンのテンポを合わせるサポーター「Synchronized Running」、
電子的にえんかくコントロールされた発光ガジェットでスポーツかんせんを盛り上げる「電子コレオグラフィ」、
アルファ ロメオの身障者用手動運転補助装置シミュレーター「Guidosimplex」などなど、
さいせんたんのアイデアやテクノロジーまんさいな展示も「超福祉展」のみどころです。

とくにぼくが気になったのは、さっきのオープニングセレモニーでもおひろめされたスズキの「kupo」。
電動モビリティ開発部のラジャ・ゴピナートさん(トークも超おもしろかった!)は、
「さいごまで健康に、歩きたい」っていうおじいちゃん・おばあちゃんのために「kupo」をつくったみたいで、
行くときは手押し車、帰るときは電動車いすとして乗ることで、
今までよりも遠い場所に行ける/行動パターンが広がるようになれば……って話していましたよ。
トランスフォーマーみたいでカッコいいですよね!

渋谷家のおじいちゃんとおばあちゃんはまだまだ元気いっぱいですけど、
いつかぼくが働くようになったら、ここで見た福祉ガジェットとかモビリティをプレゼントしてあげたいなあ。
そうそう、「THE BLUE LOVE sense+KAZ」っていう2人組アーティストのライブペインティングも、まほうみたいでスゴかったです!!

「シブヤフォント」を世界に発信する超芸術ショップにもせんにゅー!

渋谷ヒカリエのエスカレーターをおりると、5階では期間げんていの「シブヤを持ち歩く超芸術ショップ」がオープンしていました。
ここでは、渋谷区の障害者支援施設の利用者さんと、桑沢デザイン研究所の専門学生たちがいっしょに生み出した
パブリックデータ「シブヤフォント」を使ったオリジナルグッズを売ってたんですよ。

ことしの新作は、シブヤフォントを使ったパラスポーツ応援タオルや、同じデザインはひとつもないアートタンブラーや織物、
渋谷にまつわるストーリーをもとにしたスリッパ、シブヤを超解釈したトートバック「アートート」など、ユニークなものばかり。
おじいちゃんは、おそとで絵をかくのが好きなおばあちゃんへのおみやげに織り柄のマフラーを買っていました。

ぼくたちがショップに行ったときは、ちょうどシブヤフォントにも参加した施設のアーティストさんが来ていて、
リアルタイムでぬいぐるみを作っていました。こういうのって「ワン&オンリー」って言うんでしょうか?
世界でたったひとつのアイテムって、なんだかすごくドキドキしますよね!

へんしゅうこーき

オープニングセレモニーで長谷部区長さんが「気持ちを変えたり、今と発想や考え方を変えたりしていけば、もっと混ざり合っていける」って言ってたんですけど、「超福祉展」のWebサイトやパンフレットに使われている赤、青、水色のストライプが、去年までとちがってグラデーションになっていることに気づきました。
そういえば、渋谷区の基本構想には「どんな人をも、社会から孤立させないこと。児童、高齢者、障害者、生活困窮者、認知症の人など、誰もがこの社会にとって大切な一人ひとりだからです。」って書いてあります。みんなのカラーが混ざり合って、自分らしく生きられる街ってステキですよね!
そして、春から続けてきた『みらいが行く!』は今回でいったんおしまいです! これからもあっちこっちに遊びに行くので、また渋谷でお会いしましょう〜。

みらいのあしあと

文・写真・編集:渋谷 みらい
取材協力:渋谷区